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M&A用語+

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M&A用語+

M&A用語は専門的なものが多く、誤用もされやすく、要注意です。
売却価格等の条件は、「取引関係者による評価」で決まります。
売主が成行任せは禁物で「買主サイドの評価を想定した準備」が勝敗を分けるのです。
取引関係者は、買主本人(買主の社内でも賛成派、反対派がいることも)だけではありません。
専門家(会計士、税理士、弁護士、コンサルタントが精査結果や価値評価を買主に報告)や、
銀行(買収資金の融資可否判断や融資条件を検討)等がどう評価するか、などなど。
買主サイドでもそれぞれの利益やリスクがあって、それぞれの主張があるのです。
正確な用語理解が、クライアント様の利益最大化への第一歩となります。
日本初の売主支援専業のM&A助言会社として、『売主様のためのM&A用語集』をご用意しました。
用語の意味に加え、知っておくべき豆知識をご紹介してますのでぜひ参考にしてください。

ブレットローン(Bullet Loan)

◆ブレットローンとは、期限一括弁済をするローンのことである。LBOファイナンスでは、タームローンBなどと呼ばれることが多い。ブレットとは弾丸(Bullet)のことで、アモチゼーションが融資期間に亘り徐々にアマウント(貸付残高)が減っていくのに対し、一括弁済日まで残高が減らない様子を譬えたものである。

◆アモチローンと異なり、借主にとって融資期間中の負担は小さいが、一括弁済の負担は大きい。リスクが高いため相応の金利スプレッドを要求される。ブレットローンの借り換えも視野に、経営成績や財務基盤を悪化させないよう注意する必要がある。原則として、過度なリスクテイクを回避しながら、余剰資金を健全性を維持できる範囲で成長投資に回すバランス感覚も重要である。

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