Glossary

M&A用語+

TOP

→

M&A用語+

M&A用語は専門的なものが多く、誤用もされやすく、要注意です。
売却価格等の条件は、「取引関係者による評価」で決まります。
売主が成行任せは禁物で「買主サイドの評価を想定した準備」が勝敗を分けるのです。
取引関係者は、買主本人(買主の社内でも賛成派、反対派がいることも)だけではありません。
専門家(会計士、税理士、弁護士、コンサルタントが精査結果や価値評価を買主に報告)や、
銀行(買収資金の融資可否判断や融資条件を検討)等がどう評価するか、などなど。
買主サイドでもそれぞれの利益やリスクがあって、それぞれの主張があるのです。
正確な用語理解が、クライアント様の利益最大化への第一歩となります。
日本初の売主支援専業のM&A助言会社として、『売主様のためのM&A用語集』をご用意しました。
用語の意味に加え、知っておくべき豆知識をご紹介してますのでぜひ参考にしてください。

ドメイン選定理論(Domain Selection Theory)

◆ドメイン理論とは、経営者が新たに参入すべき事業領域を選定する際に活用できる経営理論のことを指す。

◆企業の長期的な競争優位を築くための経営理論には、以下のような理論がある。企業規模や市場の成熟度、競争優位につながる独自リソースの有無などによって、フィットする経営理論が変わってくる。

▽アンゾフの成長マトリクス成長マトリクスでは、市場と製品を既存と新規に区別した4象限に事業領域を分類し、それぞれの領域での成長戦略を検討する。
▽ポーターの5フォーシズ分析5フォーシズ分析では、業界の競争構造を動的に理解し、魅力的な市場を特定する。5つの競争要因(業界内競争、新規参入者、代替品、買い手の交渉力、売り手の交渉力)を分析する。
▽PPM(BCGマトリクス)BCGマトリクスでは、事業の成長性と市場競争力を評価し、適切なリソース配分を検討する。事業(商品)を、4象限(花形、金のなる木、問題児、負け犬) で分類し、最適資源配分を目指す。
▽RBVRBVでは、競争優位が経営資源の独自性と活用能力に依存するという考え方を採用している。内部資源の強みを生かしたドメイン選定を重視する。
▽VRIOフレームワークVRIOフレームワークでは、企業の内部資源が競争優位を生むか判断する。4つの基準(価値(Value)、希少性(Rarity)、模倣困難性(Imitability)、組織(Organization))を満たすか評価する。

Copy Protected by Tech Tips's CopyProtect Wordpress Blogs.