Glossary

M&A用語+

TOP

→

M&A用語+

M&A用語は専門的なものが多く、誤用もされやすく、要注意です。
売却価格等の条件は、「取引関係者による評価」で決まります。
売主が成行任せは禁物で「買主サイドの評価を想定した準備」が勝敗を分けるのです。
取引関係者は、買主本人(買主の社内でも賛成派、反対派がいることも)だけではありません。
専門家(会計士、税理士、弁護士、コンサルタントが精査結果や価値評価を買主に報告)や、
銀行(買収資金の融資可否判断や融資条件を検討)等がどう評価するか、などなど。
買主サイドでもそれぞれの利益やリスクがあって、それぞれの主張があるのです。
正確な用語理解が、クライアント様の利益最大化への第一歩となります。
日本初の売主支援専業のM&A助言会社として、『売主様のためのM&A用語集』をご用意しました。
用語の意味に加え、知っておくべき豆知識をご紹介してますのでぜひ参考にしてください。

安全衛生(Health and Safety)

◆企業の安全衛生とは、従業員が健康かつ安全に働くための環境を整備し、職場での労働災害や健康被害を防ぐための取り組みを指す。企業が適切な安全衛生管理を実施することは、法的義務であるだけでなく、生産性向上や企業価値の向上にも寄与する。

◆日本において安全衛生に関する主な法規制は以下の通りである。

▽労働安全衛生法(安衛法)
・事業者の安全配慮義務(職場環境の整備、危険防止措置の実施)
・労働災害の防止措置(危険物・有害物質の管理、安全教育の実施)
・産業医・衛生管理者の選任義務(一定規模以上の事業場で義務化)
・従業員の健康管理(定期健康診断、ストレスチェック制度)

▽労働基準法
・長時間労働の規制(過労死防止、健康確保措置)
・労働災害補償制度(業務上の災害に対する補償義務)

▽労働災害補償保険法(労災保険法)
・労災保険の適用(労働者の業務災害・通勤災害を補償)
・労働災害発生時の事業者の対応義務

▽化学物質管理法(化管法)
・有害物質の取り扱い規制(化学物質の適正管理)
・従業員の健康リスク低減措置

◆安全衛生基準の品質を外部に証明する方法として以下がある。

▽労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001)
・国際基準に基づく労働安全衛生管理体制の構築

Copy Protected by Tech Tips's CopyProtect Wordpress Blogs.