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M&A用語+

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M&A用語+

M&A用語は専門的なものが多く、誤用もされやすく、要注意です。
売却価格等の条件は、「取引関係者による評価」で決まります。
売主が成行任せは禁物で「買主サイドの評価を想定した準備」が勝敗を分けるのです。
取引関係者は、買主本人(買主の社内でも賛成派、反対派がいることも)だけではありません。
専門家(会計士、税理士、弁護士、コンサルタントが精査結果や価値評価を買主に報告)や、
銀行(買収資金の融資可否判断や融資条件を検討)等がどう評価するか、などなど。
買主サイドでもそれぞれの利益やリスクがあって、それぞれの主張があるのです。
正確な用語理解が、クライアント様の利益最大化への第一歩となります。
日本初の売主支援専業のM&A助言会社として、『売主様のためのM&A用語集』をご用意しました。
用語の意味に加え、知っておくべき豆知識をご紹介してますのでぜひ参考にしてください。

中央値(Median)

◆中央値とは、標本データを大小順に並べたときの真ん中の値である。データの数が偶数の場合は、中央にある2つの値の平均が中央値となる。中央値は外れ値(極端に大きい値や小さい値)の影響を受けにくく、標本データの分布を代表する指標として使われる。

◆一般的に標本データの代表値を算出する際には算術平均を使うことが多いが、算術平均との比較をすると、以下のようになる。

標本データ(1,2,3,4,5, 6, 7, 8, 9,10,100)の代表値は、以下の計算結果となり、外れ値が含まれると、大きな差が生まれる。

計算方法特徴計算結果
平均データの合計をデータ数で割った値。すべてのデータを平等に反映するが、外れ値に強く影響される。14.27
中央値データの分布の中央を示すため、外れ値の影響を受けにくく、より実態に近い代表値となる。6.0

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