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M&A用語+

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M&A用語+

M&A用語は専門的なものが多く、誤用もされやすく、要注意です。
売却価格等の条件は、「取引関係者による評価」で決まります。
売主が成行任せは禁物で「買主サイドの評価を想定した準備」が勝敗を分けるのです。
取引関係者は、買主本人(買主の社内でも賛成派、反対派がいることも)だけではありません。
専門家(会計士、税理士、弁護士、コンサルタントが精査結果や価値評価を買主に報告)や、
銀行(買収資金の融資可否判断や融資条件を検討)等がどう評価するか、などなど。
買主サイドでもそれぞれの利益やリスクがあって、それぞれの主張があるのです。
正確な用語理解が、クライアント様の利益最大化への第一歩となります。
日本初の売主支援専業のM&A助言会社として、『売主様のためのM&A用語集』をご用意しました。
用語の意味に加え、知っておくべき豆知識をご紹介してますのでぜひ参考にしてください。

暫定値(Provision)

◆暫定値とは、着地見通しの一種とも言え、開示する財務数値の確定度合いに関する前提を示す。

◆例えば、3月末決算の対象企業が、4月中に、まだ完全に確定しないが概ね固まっている前事業年度の実績を開示しなければならない場合「一部未確定だが、概ね確定値と考えもらって差し支えない未確定の財務数値」を開示する必要がある。この未確定だが概ね確定している財務数値を暫定値とラベリングするわけである。

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