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M&A用語+

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M&A用語+

M&A用語は専門的なものが多く、誤用もされやすく、要注意です。
売却価格等の条件は、「取引関係者による評価」で決まります。
売主が成行任せは禁物で「買主サイドの評価を想定した準備」が勝敗を分けるのです。
取引関係者は、買主本人(買主の社内でも賛成派、反対派がいることも)だけではありません。
専門家(会計士、税理士、弁護士、コンサルタントが精査結果や価値評価を買主に報告)や、
銀行(買収資金の融資可否判断や融資条件を検討)等がどう評価するか、などなど。
買主サイドでもそれぞれの利益やリスクがあって、それぞれの主張があるのです。
正確な用語理解が、クライアント様の利益最大化への第一歩となります。
日本初の売主支援専業のM&A助言会社として、『売主様のためのM&A用語集』をご用意しました。
用語の意味に加え、知っておくべき豆知識をご紹介してますのでぜひ参考にしてください。

Q&Aシート(Q&A Sheet)

◆Q&Aシートとは、M&A取引の関係者が相互に質問と回答を交わすための資料である。検索やグルーピングが容易であるため、スプレッドシート形式(エクセルやGoogle Spread Sheet等)が採用されることが多い。質問ではなく資料提出を求める場合には、別に資料リクエスト用のスプレッドシートが用意されることが多い。

M&Aプロセスの進展に応じ、Q&Aシートはたびたび登場する。最も売主の負担が大きくなるのは、⑧バイサイドDDでのQ&Aである。優良なM&Aアドバイザーを起用していれば、売主の負担は大きく軽減できる場合がある。

②プロジェクト準備の段階で、M&Aアドバイザーから対象企業や売主に関する質問をし、売主が回答することで、M&Aアドバイザーがインフォメーション・メモランダム等を作成するための情報を提供する。

⑤詳細開示と⑥バイサイド価値算定(仮)の間で、買主から対象企業に関する質問をし、売主が回答することで、インフォメーション・メモランダムの理解を深め、意向表明書(LOI)を提出するか、どのような内容で提出するかを買主が検討するための情報を提供する。M&Aアドバイザーを経由するため、その力量次第では売主の負担を軽減できる場合がある。

⑧バイサイドDDの一環として、買主から対象企業に関する質問をし、売主が回答することで、インフォメーション・メモランダムの理解を深めるとともに、インフォメーション・メモランダムに記載のない重要リスク情報について有無と内容を確認するための情報を提供する。M&Aアドバイザーを経由するため、その力量次第では売主の負担を軽減できる場合がある。

⑧バイサイドDDの一環として、買主が雇った専門家(公認会計士税理士弁護士経営コンサルタント等)から対象企業に関する質問をし、売主が回答することで、インフォメーション・メモランダムの理解を深めるとともに、インフォメーション・メモランダムに記載のない重要リスク情報について有無と内容を確認するための情報を提供する。M&Aアドバイザーを経由するため、その力量次第では売主の負担を軽減できる場合がある。

⑩最終契約交渉と⑪最終契約確定の間で、買主から後発事象についての質問をし、売主が回答する。

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