「成長しているとしても、中小企業の案件はお断りするケースが多い。
理由はいくつかあるが、入口の段階でお断りするケースがほとんどだ。
大きな理由の1つに、買収時のDDでは多額のコストをかけるのに、
情報開示体制が整っていないので、投資可否の判断や評価額にまで結実せず、
ムダ骨になるリスクが高いことが挙げられる。
SCAさんの案件は投資銀行で鍛えたM&Aバンカーが
付加価値の高い検討資料を準備して、
ストーリーとともに説明してくれるので安心して検討できる。
われわれ投資ファンドはどうしてもカタカナや横文字を多用してしまうが、
創業オーナー社長はそのような言葉遣いが不得手な方も多い。
SCAさんが担ってくれた役割で重要なものの1つは通訳だ。
現在進行形の現場主義の人と、ロジカルな知識人との間の
コミュニケーション・ギャップを適時適切に埋めてもらったことに
とても感謝している。
これがなければ投資は成功しなかっただろう。」